鍛造部門

Forging

冷間鍛造

冷間鍛造とは金型を使用して常温で材料を加工する方法のことで、英語で「Cold Forging」と表されます。 複雑な形状の加工が難しいことも有りますが、材料の無駄が少なく成形時の精度が高いことも特徴です。
冷間鍛造の技術はまだ確立されておらず、当社も日々の改善やアイデアの積み重ねで行っております。

当社では主に4~7工程を有するフォーマーで生産します。
ほとんどの製品はまずこの冷間鍛造で加工しそのまま出荷できる製品もあれば、 次の加工へと繋げていく製品もありますので、当社の要とも言える技術となっております。

金型製作

冷間鍛造で用いる金型の加工も社内で進めております。
金型の形状は鍛造で成形される製品の品質に直結するものであり、鍛造加工にとって重要な技術でもあります。 

当社では鍛造成形での要となる金型を中心に、同工場内で加工部署と密に連携を取りながら開発・設計・製作を一貫して行っております。
開発では2D・3DCAD、CAEを使用し、加工ではマシニング・形彫放電加工機・ワイヤー放電加工機・フライス盤・旋盤・研削盤・ プレス機等、金型製作に必要な設備を完備し複雑な要望にも迅速に対応できるよう日々スキルを高めています。

こうする事で時間と鍛造加工材料のロスを防ぎながら、早い改善と高精度の成形技術の確立を目指しています。

 

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